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皇紀2672年 笑顔いっぱいの年にしたい

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昨年は東北大震災や巨大津波、台風の被害が多く、多くの人から笑顔が失われました。

福島第一原発の事故ではレベル7、チェルノブイリ事故と同等だとランク付けしているにもかかわらず、「ただちに健康に影響はない」と誤魔化してるから混乱をより大きくしました。

今、親戚がいる福島では、「何事もなかったように生活する」ことが求められる事態となっています。

つまり、避難することを無言で批判しているわけです。

これは非常にまずいことであると私は思います。

妊婦さんや小さいお子さんがいらっしゃる方々にとって、被ばくは出来るだけ避けたいということで非難しているのに、除染作業に参加もしないでナンだ!、エライ先生方が大丈夫だと言ってるのに故郷を見捨てて行くのか!という風潮にあるようなのです。

残った人の気持ちはわかりますが、これではせっかく除染で放射線量が下がり、外部被ばく量が少なくなったとしても、戻るに戻れません。

緊急時だから…ということで年20ミリシーベルトという数字があるために、こうした事態が起きたのではないかと思います。

1ミリシーベルト/年の基準を、20mcv/yに上げてまで避難させないのはなぜでしょうか?

でも、事故が起きる前と後で防護力が上がるような体を私達は持っているのでしょうか?

突然、これまでの数字を無視するのは、膨大な桁数になる補償金、慰謝料のためでしょうか。

被ばくが怖いのは、何も今生きている人だけの問題だけではないところです。

ガンになるひとの割合が少し上がるという問題だけではありません。

放射線で遺伝子に傷をつけられれば、孫、ひ孫と次世代以降に障害となって引き継がれてしまうのです。

だからすぐに避難しなければならなかったのに、政府がモタモタしてるし、ヘンに安全だと言うから多くの人が被ばくするハメになりました。

せめて国の除染作業が進み、空間線量が下がるまでの間、影響を受けやすい妊婦、子どもを強制的に避難させ、いまだに根づく五人組の呪縛から守りましょう。

福島の人たちは研究者達がデータを取る為のモルモットじゃない。

普通に生活してる人がいるんだから!混乱させるなと言う人もいます。

確かにそうですが、影響を受けたら困る人で、望む人は避難させてあげたいです。

そしていつか笑顔で戻れるよう、他の人が支えてあげればいいじゃないか。

もっと人に優しくなれる年にしたい。そして笑顔いっぱいの年にしたい。

そう思います。


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